物欲をコントロールせよ。踊らされず真の欲求を見極めたい

物欲をコントロールせよ。踊らされず真の欲求を見極めたい
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さくら

東京の下町で娘クーピー、夫サンバルと3人で仲良く長屋で暮らす2年目ママ。おしゃれ大好きゆるミニマリスト。

私は現在、自分なりのミニマリズムを模索している。

モノに振り回される時間を減らし、家族や友人との時間、また自分自身へ使う時間も増やしたいと常々考えている。

だけど・・ひとたび街に出れば、おしゃれで可愛いものが溢れ「物欲」アンテナをビンビン刺激されるのもまた事実。

物欲って一体何者なんだろう・・

物欲の先にある本当の欲求ってなんなんだろう?

そんなことを考えてみたい。

物欲をギュンギュン刺激する街

私は東京生まれで、東京にしか住んだことがないので東京での生活しか語れないのだけど、東京は本当に誘惑が多い。

商業施設と言われるビルはそこらじゅうに建っているし、最近では中心部からちょっと外れたここ下町すら再注目され、おしゃれなカフェやお店が日に日に増えている。

街を歩けば同時に物欲との戦いが始まるといっても、私にとっては過言ではない。

買い物

また、情報化社会も物欲の増進を加速させている。

日々Chooseしなくても入ってきてしまうような浅くてどうでもいい情報の中にも、物欲を刺激する情報が巧みに含まれている。

不安を駆り立たてるメディア

先日美容院に出かけ、久しぶりに雑誌を読んでいて感じたことがある。

雑誌の表紙って凄まじいほどの「物欲の刺激」「不安の駆り立て」だなと・・

雑誌

例えばこの雑誌ひとつとってみても、

雑誌

表紙に踊る文字たちは一見すると「おしゃれの提案」だが、裏を返せば「過剰な不安の駆り立て」といっても言い過ぎではないだろう。

私ってちゃんと30代のカジュアルできてる?

OLだからオシャレなカーデを探さなきゃ

梅雨の髪?そういえば何もお手入れしてなかった!

そうそう、アイブロウが本当に難しいのよね

夏は白で爽やかに!

そっか、安いTシャツでもティファニーのアクセなら見違えるのか

・・・

と、永遠に永遠に続く。

もちろん雑誌は中を見せたいし買わせたいので当たり前と言ったら当たり前なのだが、一呼吸おいて一歩引いて眺めると、改めて新鮮に思えたし衝撃的に感じた。

こりゃ無駄に物欲を無限ループで刺激されるわな(されてるわな)、と。

自分の本当の欲求ってなに?

でもある時ふと思った。

この欲求って本物なのかな?

もしかして資本主義に、消費社会に踊らされているだけではないかな?

と。

オシャレは大好きだ。

自分自身の表現として、着るものに気を使っていて清潔で上品でポリシーが感じられる人への憧れが強い。

だけど、その実現のためには果たして流行のアイテムやたくさんのアイテムは必要なのだろうか。

物欲に、買い物に囚われる時間だって、この短い人生の中では貴重な一瞬だよね・・

shopping

最近はそんな風に感じることが多くなった。

物欲とちゃんと対峙し向き合うことで物欲をコントロールできるのだと思うし、そしてそうすることで自分の真の欲求に出会えるのではないだろうか、と。

自分軸を持ちたいのだ

物欲とは、もちろんファッションアイテムに限らない。

どこでどんな家に住むか然り、選ぶ仕事・生活スタイル然り、子育てをしていれば着せるものや習い事しかり、あれ食べたいこれ食べたい、口に入れるもの然り。

しっかりと「自分軸」を持っていないと世間が押し付ける幸せ像やネットに溢れるポジティブを切り取った投稿と自分を比較し、無駄に悩む時間が際限なく増えていってしまう。

スマホ

情報の波はこれからもどんどんどんどん高く、厚くなっていくだろう。

その波に飲み込まれないようにするために、より強い「自分軸」が私は欲しい。

物欲の先にある自分の本当の欲求はなに?

一度きりの人生で一番大切にしたい時間はなに?

この買い物は、この持ち物は本当に本当に必要?

人生で使える時間はあまりに有限だということを忘れず、この先も物欲と対峙しコントロールすることに努め、本当に大切にしたいことと向き合っていきたいと思う。

おまけ:ジーンズはZARAで購入した一本がお気に入りでこればっかり。当ブログにもよく登場する☺︎

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